【11月11日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは10日、第12節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は本拠地アンフィールド(Anfield)で王者マンチェスター・シティ(Manchester City)に3-1で勝利。2位との勝ち点差を8として30年ぶりのリーグ制覇に大きく前進した。

 13分までにファビーニョ(Fabinho)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)がゴールを決めて最高のスタートを切ったリバプールは、後半立ち上がりにサディオ・マネ(Sadio Mane)のダイビングヘッドでシティに引導を渡した。

 ベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)が1点を返して意地を見せたシティだったが、リーグ戦ここ8試合で3敗目を喫して4位に転落。リバプールとの勝ち点差は9となり、リーグ3連覇が遠のいた。

「9ポイント差ではあるが、まだ長い道のりが待っている」と気を引き締めたリバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、「勝ち点差に意味はない。誰が11月上旬にトップにいたいと思うだろうか? 5月に首位にいることが重要だ」と続けた。

 今季のシティのディフェンスは、アイメリク・ラポルテ(Aymeric Laporte)の負傷離脱により欠陥が露呈しており、リバプールは最初の二つのアタックで2点を奪った。しかしシティは、最初の失点につながったトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)のハンドに怒りをあらわにしている。

 シティが相手ゴールに迫る中、ペナルティーエリア内でアレクサンダー・アーノルドのハンドがあったもののPKは与えられず、そのカウンターの流れからボールはファビーニョの前に転がった。

 ファビーニョは積極的に得点を狙うタイプの選手ではないが、シティのディフェンスの寄せが甘いと見ると右足を一閃。シュートは第2GKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)の守るゴールに突き刺さった。

 いわくつきの先制点について「審判に聞いてくれ、私に聞かないでほしい」と言及を避けたシティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「自分たちのパフォーマンスについて話したい。シティの指揮官として最も誇らしいパフォーマンスの一つだった」と胸を張った。

 ボールを支配してより多くのチャンスを作ったのはシティで、失点後もケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)のFKにラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が頭で合わせたボールが枠をわずかにそれるなど相手ゴールを脅かした。

 しかしリバプールはその後、アンディ・ロバートソン(Andy Robertson)のピンポイントクロスにサラーが頭で合わせて追加点を挙げた。

 2点目についてクロップ監督は、「これまでにあんな得点は見たことがないと思う。攻撃開始時の最初の1秒から荒々しく激しかった」と振り返った。「両チームにとって極めて重要な得点だったと感じたはずだ。われわれは信じられないゴールを二つ決めたが、シティのプレースタイルの前に苦しい時間が続いた」

 リバプールは51分、ジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)のクロスにマネがダイビングヘッド。ブラーボはより良い形でセーブできたはずだったもののボールはゴールラインを割り、シティの逆転の望みは後半開始6分で絶たれた。

 シティは78分、アンヘリーノ(Angelino)のクロスからシウバがゴールをこじ開けたが既に手遅れだった。(c)AFP/Kieran CANNING