【7月20日 AFP】今年の全仏オープンテニス(French Open 2019)女子シングルスで、「プロの基準でプレーしていない」として賞金4万6000ユーロ(約563万円)全額を没収されたアンナ・タチシュビリ(Anna Tatishvili、米国)が19日、処分が撤回されたと公表した。

 ジョージア生まれのタチシュビリは、自身のツイッター(Twitter)アカウントに、「グランドスラム委員会(Grand Slam Board)は、2019年全仏オープンで私が『最初から最後までプロフェッショナルに』プレーしていたと認め、処分を撤回しました。稼いだ賞金は全額返金されます」と投稿した。

「弁護士を含めて私に味方してくれた皆さんに感謝します。私のパフォーマンスに関する問題が解決され、テニスのキャリアを続けていけることを喜んでいます。競技に復帰することにわくわくしています!」

 29歳のタチシュビリは、先月行われた全仏オープンで度重なる故障から2年7か月ぶりに復帰した。プロテクトランキングで出場した同選手は、1回戦で世界ランキング33位のマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に0-6、1-6で完敗。試合時間はわずか55分間だった。

 すると大会主催者は、タチシュビリが「プロの基準」でプレーしなかったとして、賞金を没収した。

 しかしタチシュビリは、同じくプロテクトランキングで予選に出場した男子選手が、43分で敗れたにもかかわらず処分を受けなかったと指摘し、自分への扱いが不公平で差別的だとして異議を申し立てていた。(c)AFP